改めて自分のことをまとめてみると、
●従業員20名以下の会社の経営者
●6期目に入り、1期目以外は黒字で運営中
●現場はスタッフにお任せさせてもらい、ほぼテレワーク
●一日中スウェットで過ごしてる(笑)
●トップダウン経営は好きじゃないので、できる限りボトムアップ経営
●スタッフが増えてきているので、人事マネジメントに悩んでいるところ
こんな感じです!
そんな僕が、今日は起業までの失敗含むエピソードを、自己紹介がてらお話しさせて頂きたいと思います!
こうやって思い返してみると、自分って中々のダメ学生やったなと・・
今の自分の会社に、昔の自分が面接に来たら書類選考の時点で100%落とします(笑)
でもそんなダメ学生だった僕でも、今は起業して経営者になることができました。
●起業したいけど、自信がない人
●起業する人ってみんな優秀なんじゃないの?と思っている人
それでは、学生時代の話から起業までのエピソードをさせてもらいたいと思います!
超~絶長いので、頑張って読んでもらえたら嬉しいです!(笑)
学生時代
部活に明け暮れる日々。
全く、ほんとに全く勉強せずに部活とコンビニバイトに明け暮れていました。
授業は、出席カードを「ピッ♪」とかざすだけで帰れる授業ばっかり取ってました(笑)
かといって、部活もレギュラーでもなく、全国大会に出るでもなく、、
なんとも中途半端(笑)
もちろん投資なんてしてるはずもなく、投資の「と」の字も知らないようなアホ学生。
- 朝9時からバイト行って
- 授業行って
- 部活行って
- また夜勤でバイト行って
ということでバイトと練習だけは頑張る、一応真面目?な学生でした(笑)
ただ、ちょっと家庭の事情もあったので、バイトは必須でした。
今思えば、この時から起業していれば・・とか思いますけど、それはしても仕方ない妄想ですね(笑)
真剣に取り組まなかった就職活動
就職活動も超適当。
経済系の学部だったので、周囲は金融機関や企業の営業職に応募する人が多かったですね。
僕はというと、
とか
リクナビやマイナビを見ては
とか
とか
とか(笑)中々のダメ学生です(笑)
しゃべりやすい先輩が入社した会社で新卒採用をやっていたので、
説明会から面接まで部活メンバー5人くらいで押しかけて
面接に行ったこともあります(笑)
各々が
と似たような内容で薄い自己PR(笑)
そりゃ相手にもされずに落ちるわな・・
部活の後輩のコネで超大企業への就職?
結局、部活の後輩のコネで、ある超大企業の協力会社の採用面接を受けることになりました。
もう一度言います。
協力会社 です(笑)
ほぼ100%、みんなが知ってるような超大企業の。
ただ、ここで僕がまたダメなのが、超大企業の名前だけ聞いて聞いて、浮かれて他の詳細は何も確認せず。
協力会社の採用面接を受けるという認識もしていませんでした。
というのも、実はその超大企業には部活動があって、
僕は大学生の内から、その超大企業の名前で大会に出させてもらっていたのです。
なので、僕は
という、なんとも救いようのないことを考えていました(笑)
実際は、自分が受けるのは子会社でもない、ただの協力会社なのに。。
大企業の名前で大会に出ているので、てっきりその大企業に入れるもんやと思ってたんですね。
いざ、採用面接!
それで採用面接に向かうと、面接会場はその超大企業のめちゃくちゃでかいおごそかな会議室でした。
超でかい敷地内の建物に、だれかお偉いさんの銅像があるようなエントランス。。
面接官、みんなその超大企業の制服着てて。
と、その時も浮かれてました(笑)
無事に面接終了。結果は・・
そして、合否の書類が届き、結果は

内定!!
喜ぶのもつかの間。
思っていた超大企業の名前でなく、全く聞いたこともないような協力会社からの内定通知が・・
紹介してくれた人に確認取ると
すでに時期は大学4年の11月にも差し掛かろうとしている時・・
当時はもはや就職活動できる会社なんて残ってるの?というレベルのヤバイ時期です。
ちゃんと探せばまだまだ可能性あったと思いますし、なんとでもなったかなと思うのですが
当時の僕ではどうしようもなく、入社を決意するしかなかった・・
なんとまぁ、自分が面接で受ける会社の名前さえも知らない、確認もしなかったという(笑)
今思うとあり得ないですね。。
超大企業の ” 協力会社 ” への不本意な入社
そして、入社してよくよく聞くと、
入社したその協力会社は、
がメインの会社だったのです。
たこ夫は経済系の学部だったので、
バリバリの文系なんですが、
配属先は「総務やと思う」と聞いていたのに、
まさかの電気系列を扱う工場勤務。
ま~完全に自分が悪いんですが、
思ってた超大企業への入社じゃないし、、
思ってた仕事ともちゃうし、、
全くわけわからん電気の仕事させられて、、
部活も週2回って聞いてたけど、配属先から会社の体育館めっちゃ遠いし、、
行ったとしても大学の時の部活と全然感じ違うし。。
そんなこんなで僕の態度はかなり悪く、職場の人間関係もうまくいくわけなかったです。
超大企業勤務やと思って調子に乗ってたから、その落差もすごかったです。
周囲のせいにしまくる自分
そして、同期はギャルと茶髪の男の2人。
更に入社した会社のビルは、大企業の敷地から遠からず近からず、
雑居ビルみたいなところ。。
絶望を感じていました。笑
基本的に真面目ではあったので、ギャルと茶髪と雑居ビルで仕事するなんて、考えられませんでした。笑
それにしても、
全部自分がちゃんと調べたりしてなかったから自分の責任なのに、
人のせいにしまくり。
せっかく紹介してもらった会社やのに・・。
もう無理!!辞めたい!!
そして入って3か月で
これはもうヤバイ。絶対続けられへん。どないしよ。
当時の自分にとっては、本当にきつかったです。。
資格取って、転職するしかない!!
そしてこうなった時、僕が取った行動は
う~ん、意外と前向き。笑
受けようと思った資格は、MCAS(マイクロソフト認定アプリケーションスペシャリスト)。
Word、Excel2007です(笑)
●工場勤務の中でも、パソコンでWordやExcelは使っていたからちょっとは役に立てるかな
●転職サイト見ると、経済系の大学やったら営業か総務。となるとofficeは必須かな
と考えたからでした。
テキスト買って、ひたすらテキスト通りに課題を進めて、
無事に合格!
と突っ込みたくなります(笑)
案の定、資格取ったからって、
- 今いる会社で別に重宝されるわけでもない
- だって、会社が推奨している資格は電気工事士だもの
- 転職市場でも、WordとExcelの資格持ってるくらいじゃただの事務職くらいしかない
という現実にぶち当たりました。
資格は、あくまで自分がどのように活用するかであって、
取ったから、じゃあこれで何かが変わる!というものではないということを思い知った瞬間でした。
そうこうしてる間に、月日は経過して、かといって辞めることも出来ず、でもほんまに今の職場はしんどい・・
転職も出来ず、そんな時社長から・・
1年が経過したころ、
という、なんとも危険極まりない行動に。
ほんとにしんどかったんですよね。この頃。
思考力も判断力も落ちていたと思います。
そうすると、社長が工場に来た時、声をかけてくれました。
という感じで、社長に拾ってもらったのです。
工場では、ほんとに電気のこと何にもわからない新入社員が、いかにも
みたいな面して、超生意気な使いにくいやつだったと思うんですが、社長が拾ってくれたんですね。
今ではほんとに感謝しています。
その後、2年目からは総務部に。
総務部への異動
ただ、この総務部がまた、結構色んな闇がありまして。。(笑)
詳細は書けないので、
見積書、納品書、請求書すべてに同じ内容を入力するのに、すべて手入力というくそシステムを使っていたので「これどうにかならんの」と勉強した結果、Excelマクロを少しですが使えるようになりました
●「落ちているごみを率先して拾うような人材になりなさい」と教えてもらって、どうすれば周囲をフォローできるかを考えるようになる
●逆に、「このままずっとこの会社のために働き続けるのってどうなんかな?」と考えるようになる
他からの会社から転職してきた方が、自分を見込んでくれて、商標権取得の仕事や、営業回りにも連れていってくれました。
経理には全くタッチさせてもらえませんでした。女性の部長が一人で残業や休日出勤をして残業代を稼ぐため?わからないけど、経理っていうのは門外不出なんやろなと。ここで感じました
「このままずっとこの会社のために働き続けるのってどうなんかな?」と気付きを得ることができたのが、今となっては一番良かったことです。
自分にとって、仕事って?
それからは、ノートにマインドマップを書いたりして、
- 自分はどんな価値観を持っていて
- 自分はどんな仕事がしたくて
- 自分は何のために仕事をしたいのか
などを整理していきました。
そこで僕にとって一番大切なキーワードは
でした。
冒頭にも書きましたが、ちょっと家庭の事情があり、親や兄弟姉妹などの家族とは疎遠な生活をしていました。
親戚は全て絶縁状態。
親戚はまあ良いとしても、自分にとって親や兄弟姉妹というのはやっぱり大事やし、向き合いたい。
なので、家族もサポートできるような仕事、そんな知識や実践が身につく仕事にしよう!と思って、
全く別の業界(専門職)に転職することに決めました。
また、この時点で、
と漠然と思うようになっていきました。
転職、起業を意識し始める
それから
- 株の本買ってみたり
- ネットバンクいくつか作ってみたり
と、今思うとそれなりの行動には動き始めていました。
また、自分を気にかけてくれていた部長は、以前経営もされていたということで、色々教えてもらいました。
- たこ夫が行きたい業界に知り合いがいるとのことでその方を紹介してくれたり
- 夜は食事やスナックに連れて行ってくれて色んな経験をさせてくれたり
業務外で、自分のキャリアについてサポートしてくださって、本当にありがたかったです。
こうなってきて、
自分にとって「起業する」というのが少しずつ現実味を帯びてきていました。
起業するにも、自分には何もないな・・
でも自分は、経済系の学部で、何にも勉強してこなかったし、
資格もWord、Excelくらいしかない。
目指している専門職というのは、業務独占ではないので、
中には資格を持たずに働いている方もいるようだったのですが、
僕はなんせ自分に自信もなかったし、
まずは体系立てて学びたい、という思いから国家資格取得を目指すことにしました。
昼は総務部、夜は勉強。
そうこうしているうちに
と仕事と勉強詰めの毎日に。
また、次は
と考えるようになっていきました。
退職。バイトと勉強漬けの日々に
結局、その新卒で入った会社は3年半ほどで退職させて頂くことになりました。
総務部に転属させてくださった社長と、気にかけてくれた部長に感謝しています。
退職後は、その業界では有名な会社が家の近くにあったので、まず日中はそこにバイトで潜り込みました。
ノウハウを得るためです。
夜は別の会社でバイト、勉強。
- 日中は朝9時~18時まで。
- 18時~21時は勉強。
- 夜のバイトは21時~0時まで。
- 家に帰るのが大体1時くらいで。
- 寝るのは大体2時くらい。
- 次の日は7時には起きて、通勤。
- また朝9時から仕事。
みたいなスケジュールを1年ほど続けました。
行動に移せてることで、未来を感じることも出来てたからかな。
また、もともと、その有名な会社にバイトとして潜り込むのは1年くらい、と決めていました。
理由としては、
と思ったからです。
正社員にキャリアアップして、起業への礎に
1年ほど経過して、それなりに業界の知識がついてきた時、
正社員の求人を探して転職活動を始めました。
そこで、管理職候補の求人を見つけました。
小規模ですが、割と立ち上がったばっかりの会社。
そう思って応募し、無事に内定を頂きました。
面接で「いつかは起業したいです」と言ったことで、
いつかは独立する人、みたいな意識高い系男子として入社することになりました(笑)
ブラック企業に入社。。そして起業
ただ、ここがまたブラックな会社で。。(笑)
入社して気付いたんですが、その業界内ではか~なり嫌われており、
行政や労基からも目をつけられているレベルでした。笑

ただ、あまりにもモラルに欠けていて受け入れることは到底できなかったので、
上司とめちゃくちゃケンカしたところ(笑)
最低でも4年は在籍しようと思っていたのが、2年半で退職。笑
でも、その会社で良かったこととしては、
もともと僕が「起業したい」と宣言していたことで、僕が会社の代表になり、晴れて起業することができました。
また、勉強も続けていたので、無事に国家試験に合格し、国家資格を取得できました。
起業してその後
起業後は、1期目こそは創業期のため赤字でしたが、
おかげ様で人にも恵まれ、その後は黒字経営を続けることができています。
起業までのエピソードはこんな感じなんですが、
要は、「こんな変なやつでも起業できたよ!」ってことが伝えたかったんです(笑)
下記にポイントをまとめさせてもらいますね!
●優秀じゃなくても、起業はできる
●自分を変えるには、まずは行動
●言葉にして発信することで、仲間が見つかることもある
●資格は良いけど、どのように活かすかは自分次第
●自分は何のために働いているのか?を考える
●どんな人生を歩みたいのか?も考える
超~長くなってしまいましたが、これからも
などの発信を、こんな僕ですがしていきたいと思っています。
これから起業したい、と思っている方々に少しでも参考になれば嬉しいです!
こんなたこ夫、ひいてはたこやき夫婦を今後ともよろしくお願いします!!